■ごあいさつ
「どうもこんにちは。消耗してる流しのディレクター、ざくそんです。憔悴はしていません」
「こんにちは。相伴させていただきますライターのおくとぱすです。」
「さて、今日は邪恋さんの方から、新作・操心術0について語れ、ということで出張ってきた次第ですが」
「同じく、呼ばれて海の底から出てきたわけですが」
「おかげさまで操心術も、シリーズ化して今作でとうとう4作目です。ありがたいことです」
「ですねえ。ゲーム業界見渡しても、4作続くシリーズというのがどれほどあるか、ということを考えると本当にありがたいです」
「もともとは、我々が催眠モノ大好物ってところからはじまってます。いやまあ、周知の事実なんですけど」
「好きが昂じて小説を書き、サイトを作り、ゲームまで……」
「あれは思い起こせば2004年、熱海の海岸で寛一とお宮が……」
「浜辺に松がにょきにょきと〜」
「こほん。過去作はやはり、プレイしていただくのが一番ですね。DL版がお手頃価格で絶賛発売中ですので、みなさま是非!」
「『電波の奴隷』『ゴニン!?』もよろしくお願いします!」
■数字が戻った操心術0
「というわけで新作のお話をしましょう」
「ですね。まずタイトルから」
「ズバリ『操心術0』、0と書いて『レイ』と読んでください。『ゼロ』ではありません。なぜかと言えば……」
「シリーズを通じて登場する、主人公のライバルが『吉峰麗』」
「ですね。今回は、彼女にまつわる物語をメインに描いていきますので」
「また、時系列的に、これまでのシリーズよりも昔の話なんです」
「なので、1の前と麗をかけて『REI』と決まったわけです」
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「操心術シリーズは、まず1を作らせていただき、好評だったので2を作らせていただき、総決算というべき3を作らせていただきました。
そこでいったんストーリーは完結していたのですが、シリーズ全体を通じて登場する、
操り能力を持った者たちの影でうごめく謎の勢力がふたつ、正体不明のまま残っておりまして……
その勢力に焦点をあてた話をどこかで作らなければと思っていたのです。」 |
「おー。なんかまじめな話だ。大丈夫かな」
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「そこはご心配なく。求められているのはHです。エロです。
純愛から陵辱まですべてを操るMCエロです。そこは百も二百も承知しております」 |
「ええ。そもそもコンセプトから言えば、今回の0は、わりと直球です。エロエロです。グチャグチャです」
「内角隅をこれでもかと突きまくった前作(ゴニン!?)と違い、剛速球ど真ん中を狙ってます」
「主人公が最強で、女の子たちを存分に好き放題するという、ある意味王道的な構成ですね」
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「『ゴニン!?』が、企画時期もあって明るい方向の作品だったので、今回はダーク方向、
主人公は断固とした意志を持って女性を操り、支配する話にしようと、ざくそんさんと打ち合わせて決めました」 |
「うむ。存分にご使用ください!」
「MCエロを毎日毎日毎日毎日書き続けました……その成果を喜んでいただけたら何よりです」
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「もちろん、ある程度のドラマは若干入ってたりしますが、
ストーリーやドラマがこの作品のメインかサブかと言えば、そりゃ断然サブですからね」 |
「これまでがこれまでなので、信用していただけるかどうか(汗)」
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「確かに操心シリーズは、3のストーリー構成が少々入り組んでいるために、
話が難しそう、というイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれません」 |
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「でも実は、どのシリーズでも、ドラマのシーンは全体の2割もないんですよね。ほとんどエッチシーンなんですよ。
ストーリー自体も、それほど深く踏みこんではいませんし。それを語りたくて作ってるわけじゃないですからね」 |
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「ええ、基本的にエロゲは高尚なものになっちゃいかん! 低俗であるべきでしょう。
なので、設定や話のチープ感というものは大切にしております。
← ここツッコむところですよー」 |
「だめですか?」
「だって、エロゲなんだもの」
「まあ、下半身産業の宿命ですな」
「そうそう、シリーズ物ということで、流れが分からなくて手が出せない、とお悩みの方。全く心配ございません」
「『操心術』の名がついた作品としては4作目ですが、これまでの1〜3をやっていなくても問題なくプレイできます」
「ですです」
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「すべてに共通しているのは、MCを使って主人公が他人を操るということと、吉峰麗だけですね。
もうひとつの勢力のあのキャラは2からの登場なので」 |
■0=REI≠ZERO
「ではもう少し、Reiについて掘り下げますか?」
「そうですね、今作は彼女の存在が非常に重要ですので」
「彼女っていったい何なんです?」
「主人公の敵です」
「だって、毎回年齢も性格も違うし」
「そんなに違いましたっけ?」
「1の時は、堅物の国語教師。2の時は、イケズOL。3の時は、かわいい恋人」
「おー」
「作品ごとの時代と、年齢が合ってませんよね」
「見えない見えない気にしない」
「でも、共通してる部分はありますよね。髪の色とか」
「服の趣味とか」
「ですね。アイデンティティみたいなところは、毎度絵師さんには沿っていただくようお願いしているので」
「代々名前を受け継いでるのかも。六代目吉峰麗襲名披露、とか。出席はみんな女性で処女。ただしレズビアンはOK」
「で、結局、彼女は何なんでしょう」
「スルーされた……何なんでしょうねえ。操心術シリーズ全体を通じての謎のひとつです」
「そうかー。謎かあ」
「ちなみに他の謎とは、霧生家、春生の人生、アルとは、茂木とは……あれ謎だらけな気が」
「とまあ、とぼけるのはこの辺にして」
「真面目に話すと、今回の大きなテーマは、吉峰麗とは何者なのか、ということですね」
「ぶっちゃけ、今回の『0』で、そのあたりも語っておりますんで、ちらっと気にとめておくと楽しいかも」
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「もちろん、それはあくまでもおまけ、添え物、メインの話が終わった後の追記にすぎず、
メインはあくまでもヒロイン3人の落ちっぷり、操られようなんですが」 |
「メインというか、ほぼそこだけに注力したというか、お腹いっぱいになるほどてんこ盛りにしましたんで」
「た〜っぷり、操られて、エロエロにされて、痴態の限りを尽くしますよ〜〜。ご期待ください」
■過去にまつわるストーリー
「そういえば今作は、シリーズの流れ的に起点となる物語なんです」
「ええと、まず、時系列の説明から。これまでの操心術シリーズは、1と2が並列、3がその子供たちの世代ということになっています」
「ずっと時代が進んできたわけですが」
「でも今回の『操心術0』は、さっき言った通り、1よりももっと過去の話になります。ただしどれほど前なのかは、今はまだ秘密」
「シリーズ通してプレイしていただければ、ニヤリとできるところも。その辺もお楽しみということで」
「じっくり探してみてください」
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「さて、操心術シリーズと言えば対決、ってことで。これまでは、主人公が他人を操るMC能力を手に入れても、
それに匹敵する力を持つライバルが現れ、対決となりましたが……」 |
「今回は、なんと、ライバルなし!」
「マジっすか(わざとらしい)」
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「主人公、由宇の能力は圧倒的です。どんな相手も好き放題にできてしまいます。
弱点といえるのは彼自身の体力(精力とも)と気力ぐらいのものです」 |
「そうですね。いきなり最強です。メインは由宇ですから、やはり好き放題できなければいけません」
「それでもやはり、彼をどうにかしようとする相手が現れます」
「『青目』ですね。普通に考えれば、こんなのが襲ってきたら、ものすごく脅威なわけですが、そこは最強の由宇ですから」
「ですね。その『青目』どもがどのように手を伸ばしてきて、それを由宇がどう叩きのめすかが、今回の話の根幹となります」
■かわいやらしいキャラクター
「今回は、YUKIRINさんですね」
「これまでの路線とはちょっと変わったタッチで、操心術の世界を、また広げていただけることになりました。」
「いやもう、実に可愛くて、それでいてエロいという文句なしのキャラデザ!」
「そう! 可愛いのにエロい!」
「上がってくる絵を見るのが、作業中も楽しみで楽しみで」
「彩色さんにも、かなり気をつかっていただいて、ハイクオリティな画面作りを心がけました。もう生唾ごっくんですぞ」
「美麗なグラフィックを、ぜひ堪能してくださいね」
「では、各キャラについて、シナリオ担当から語ってもらいましょう」
「はい、まずはメインヒロイン陣から」
「順を追って行きましょう」
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「姫神七聖。この子は、最初は明るい脳天気系ボケボケヒロインのつもりだったんですが、作品の雰囲気がゴニン!?みたいになってしまいそうなので、ブレーキをかけました」 |
「あー、確かに」
「エロ重視が今回の最優先ですからね。でもおかげで可愛くえっちなキャラになりました」
「ブレーキというか、ベクトルを変えたことで、うまくハマったというか」
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「それとは別に注目してほしいのは、彼女の言動の端々ににじむ不穏な気配。
後の方になればなるほど意外な一面が明らかになってきます。ただの可愛い、明るい子じゃないんです」 |
「けっこうアレな子ですからね〜。これ以上は本編で。さて、お次」
「星月晶。新聞部エース。操心術3の剣崎沙織里と同じようなポジションですが、沙織里のような裏のない、普通の新聞部員です」
「おまけに、よくしゃべる元気っ娘です」
「そうなんですよ。数えてみると、実は彼女が一番ボイス数が多かった。どうしてかしらん」
「お調子者ってこともあるし。説明ゼリフが多いわけではないのに、まあぺらぺらと」
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「彼女も、これまでの邪恋作品に出てくる暴走キャラになりそうなところをちょいと抑えて、可愛いところを前に出すようにしました。
そしてHの時はエロエロに。彼女の場合、普段が普段なので、誤認プレイが多めですね」 |
「んむんむ。ほい、ではお次はメガネっ娘」
「胡桃つかさは、お姉さんキャラです。厳しいけれども優しいところもある、頼りがいのある先輩。……なのにどうしてあんなことに」
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「あんなこと!? どんなこと!? ってお約束ですが、これもお楽しみということで(笑)。ところで彼女は、カルタ部に所属という。
エロゲでは珍しいキャラかもしれません」 |
「彼女はカルタ部所属と決めた後に、カルタのマンガを読んだら、思っていた以上にハードなゲームなのでびっくりしました」
「カルタはスポーツです」
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「自分は、学校で百人一首はやらなかったんですよ。だから全然ぴんとこなくって、
『いぬもあるけば』みたいなことわざカルタみたいなものしかイメージになくって」 |
「それは、いろはかるた、しかも関東版です」
「Hシーンは乞うご期待。濃いですよ〜〜」
「シカトかいっ。……じゃあ次、Reiについて」
「Reiについては……ストーリーとは別に、キャラということで言えば」
「いえば?」
「実は一番、側に置いていると助かる人かもしれません」
「だよねぇ」
「思考も言葉も殺伐としてますが、案外面倒見がいいし家事もできる」
「もともとそういうキャラに設定したわけではないんですけどね」
「見た目と、Hした後とのギャップが一番大きいキャラかも」
「家庭的なツンデレ……いや、家庭的と言うには腕っぷしがちょっとアレか」
「落ちる時の落ち方も、元々精神力がものすごく強いキャラなんで、落差がすごいんですよ」
「落ちるギリギリの葛藤、もうね、エロエロです! ここ見どころ!」
「楽しみにしていてください」
「というわけで次は?」
「ふーちゃん先生こと、五十鈴風露。『いすず』じゃなくて『いとすず』ですよ。なぜ一般的じゃない読み方なのかと言いますと……」
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「もちろんワザと『いとすず』と名付けました。20年以上前につぶれた、
とある地方の洋品店(すごく田舎の個人商店でした)の名前がヒントになってます」 |
「なぜわざわざそこから?」
「『いすず』じゃあ、ありふれてますし、実在の人なんかとかぶっちゃったら、やっぱり……ね」
「なるほど。彼女は、YUKIRINさんが描いてくださったキャラクターを見て、2人そろって一発でお気に入りになりましたね」
「おねーさん最高〜」
「我々はもしかしたら、現時点で人気のあるキャラはどういうものかという、流れをつかむ能力に欠けているのかも……」
「そこは突き詰めちゃダメ!」
「でもとにかく、お気に入りです。おっぱいです、大人の女性です。もちろんエロエロになります。お楽しみに!」
「そして残るは、双子教師」
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「この双子については……自分が大好きな、『変なキャラ』です。アル、春生、Rに茂木といった、変キャラの系譜に属する奇人変人。
見た目は2人ですが心は1人。浜ヶ崎学園はどういう雇用契約を結んでいるのかが、もしかすると本作品最大の謎かも」 |
「理事長にマニアがいるんだと思います」
「実は現在紹介されているキャラの中では、一番年上だという驚愕の事実」
「校長にマニアがいるんだと思います」
「いやな学園だなあ」
「そうそう、今回もいつもどおり、モブキャラが多いですね」
「モブキャラは、今回も沢山出てきますよ〜」
「毎回毎回、声優さんには本当にお世話になっています」
「はい、収録、声優さん選び、その他ありとあらゆる面で大変ご迷惑をおかけいたしました本当にすみません」
「頭が上がりません」
「そういえばキャラの名前についてですが、この『水蓮、木蓮』と『風露』はどちらも植物の名前なんですね」
「一応、植物図鑑からとってみました」
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「なので、この2人が植物名だからと、登場する他のモブキャラにも、
『名前のどこかに必ず植物関係の文字を使う』というルールをつけてみました。
くさかんむり、木偏、あるいは花の名前などなど」 |
「おかげで時々、読めない名前が……」
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「名前を考える時に楽なんですよ、何かしらの縛りがある方が。
今回も色々な人にお手伝いをお願いしまして、
モブキャラの名前も植物ルールにのっとって好きにつけていただいたんですが……」 |
「その担当の方にお願いしたんですね」
「面白いことに、誰も『桜』の文字を使いませんでした。誰かが使うと思ったんでしょう」
「ありふれてるかもしれませんのぅ。ところでモブキャラって当然Hできますよね?」
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「もちろん、モブキャラはほとんど由宇の餌食ですよ。たまに『青目』の餌食になる無関係キャラもいますが、
ほとんどのキャラは好きに食べることができます」 |
「むしゃむしゃ。違うか」
「Hだってメインヒロインたちに負けない濃さ」
「勝っても困るんですが(笑)」
「……むしろモブキャラのシーンの方が、変なものが多いかもしれませんね」
「個人的には、お気に入りシーン多し(大笑)」
■あいもかわらず変態プレイ
「モブに限らず、Hシーンでは、やっぱり邪恋ならではの奇妙なシチュエーションには、かなりこだわってますね」
「そうですねー、今回もまた、これまでの作品同様、変なことばかりさせています」
「でも、暴走してユーザー置いてけぼりではお話になりません。使えるHシーンとして成立させるために、かなり腐心しました」
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「発表されたCGを見ると一見普通のHに見えても、どうしてそれをやるようになったか、
行為中に女の子がどう考えているのかが普通じゃないので、楽しんでいただけると思いますよ」 |
「Hシーンは、それぞれ一級の方々にも、お手伝いいただいていますしね」
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「今回も、前作『ゴニン!?』と同じように、色々な方にHシーンの執筆をお願いしました。
中にはおおっ!と驚く方もいらっしゃいます。よりバラエティ豊かなプレイの数々をお楽しみください」
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■最後に
「最後になりますが、今回も全力を尽くしました。楽しんでいただけると嬉しいです」
「出がらしになるまで頑張りました。血も出ません。それもこれも、皆様に喜んでもらうため! そして次につなげるため!」
「次の作品を作るためにも! 自転車はこがなければ倒れてしまうのです! ぜひともぜひともよろしくお願いいたします〜〜」
「伏してお願い申し上げまする〜!」
「ではでは、失礼します。海の底から、おくとぱすでした」
「犬と暮らしているざくそんでした」
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