霧生貴樹(きりゅう・たかき)は鷹羽宮学園の二年生。
変わってると言うほどでもないけれど、少々子供っぽくて内向的。
何かというとすぐ女談義に花を咲かせる友人達にあきれつつも、
なんとか折り合いをつけて学園生活を送っている。
目下のところ、彼の頭痛の種は年の離れた従姉妹のこと。
学園の生物講師であり、
生命工学の准教授でもある綾河春生(あやかわ・はるき)は、
やることなすこと、とにかく破天荒。
冗談か本当かわからない、
きわどい暴言連発の授業で毎度生徒達を煙に巻き、
日々実験台を探しては思春期の犠牲者を出しまくる、
正統派(?)の厄災美人教師だ。
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